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TOP >  院長ブログ >  Hanifin and Rajkaのアトピー性皮膚炎診断基準(2)

Hanifin and Rajkaのアトピー性皮膚炎診断基準(2)


2. そう痒(かゆみ)
強いかゆみがあり、特に夜間に悪化しやすい。
掻くことで皮膚炎が悪化し、湿疹の慢性化や苔癬化(皮膚が厚くなる)を招く。
掻破(ひっかき傷)による二次感染のリスクもある。

3. 特徴的な皮疹の分布
年齢ごとに特徴的な分布がある。
乳児期(~2歳): 頬・額・耳周囲・体幹・四肢伸側
幼児期(2~12歳): 肘や膝の屈側(関節の内側)、首、手首、足首
思春期~成人: 顔、首、上半身、四肢屈側(苔癬化)
分布の変化は診断の参考になる。