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小児喘息と特異的IgE測定の意義について(2)


2.治療方針の決定に役立つ
喘息の治療では、原因を特定することで治療がより効果的になります。IgE値が高い場合、アレルゲン免疫療法(アレルゲンを少しずつ体に慣らしていく治療)が選択肢となることがあります。また、抗IgE抗体薬(生物学的製剤)などの特定の治療を検討する際にもIgE測定は重要です。

3.喘息の重症度やリスクを評価できる
IgE値が高いと、喘息の発作が頻繁に起こりやすい、あるいは重症化しやすいことがわかっています。そのため、IgEの測定結果は、病気の管理計画を立てる上での重要な指標となります。