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気管支喘息と呼気中一酸化窒素濃度(3)


呼気中一酸化窒素濃度(FeNO値)はあくまで好酸球性炎症の指標であり、すべての喘息患者において有効なわけではありません。好酸球性炎症が少ない患者や、アトピー素因のない患者ではFeNO値が低い場合もあるため、他の指標や症状も併せて評価する必要があります。
FeNO値は、呼吸器感染症、喫煙、食事内容、薬の使用状況などにも影響されるため、測定前の状況を考慮して結果を解釈する必要があります。特に喫煙者ではFeNO値が低くなることが多く、正確な判断が難しくなることがあります。