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子どもの気管支喘息治療の進歩(7)


残された問題点(1)
治療の継続性・アドヒアランスの問題
子どもの喘息治療において、長期にわたる治療継続が必要ですが、子ども自身やその家族が日々の治療を怠るケースがあります。例えば、吸入薬を適切に使わない、または治療を途中でやめてしまうことが多く、症状が悪化することがあります。特に症状が安定していると、治療を中断しがちであり、この点が治療の効果を十分に引き出せない原因となることがあります。