アレルギー基礎講座4 アレルギー反応と新薬 アレルギー反応は、反応を増強する免疫細胞と反応が暴走しないように制御する免疫細胞が、細胞同士が情報伝達を行うためのタンパク質であるサイトカインを使ってお互いに影響を及ぼしながら免疫反応をコントロールしています。そして、複雑な免疫反応の結果として、スギ特異的IgEが大量に産生されると重症なスギ花粉症となり、皮膚や気管支壁に大量の好酸球などの免疫細胞が集まると重症なアトピー性皮膚炎や気管支喘息となります。