熱中症 (2) 熱中症は、高温の環境下で体内の水分や電解質バランスが崩れ、体内の調節機能が破綻することで発症する障害の総称です。高温多湿環境下で運動などを行うと末梢血管の拡張による熱の放散や汗の蒸発により体温を下げようとしますが、大量の塩分と水分の喪失などにより、この調整がうまくできなくなるとさまざまな熱中症の症状が出現します。
