急性中耳炎 (4) 急性中耳炎は軽症、中等症、重症に分類されます。中耳炎ガイドラインによると軽症は軽度の耳の痛みと、38.5℃以下の発熱と軽度の鼓膜発赤などの状態です。中等症は38.5℃以上の発熱と鼓膜全体の発赤と鼓膜の部分的な膨隆がある状態ですが、24ヶ月以下の乳幼児は、軽症の中耳炎所見でも中等症となります。重症は中等症よりも鼓膜全体の膨隆が著明な状態、または鼓膜が破れて耳漏が外耳道に溜まっている状態です。