鼻水の検査 (2)
子どもたちが「鼻水の検査を極端に怖がる」のは「新型コロナウイルス感染症の流行」が原因であることが明らかです。これまで鼻水の検査といえば「インフルエンザの抗原検査」でした。この検査はインフルエンザが流行している時期に限定して実施するので、多くの子どもは数年に1回だけ受ける検査ではないでしょうか。ところが2類に分類された新型コロナウイルス感染症に対する鼻水の検査は1年間に数回も経験した子どもが少なくありません。この検査は、大人が受けても「とても痛い」です。「こんなに痛いんだ、○○ちゃん、ごめんね」の言葉を何度も耳にしました。