長引く咳と喘息(2) 副鼻腔気管支炎は副鼻腔炎と気管支炎を合併した状態です。特徴は、長引く咳に加えて、黄色い鼻汁と黄色い痰が出ることです。気管支に痰が溜まるので喘息に似た喘鳴が出ることがあります。しかし、吸入ステロイド薬などの喘息薬が無効なので、難治性の気管支喘息と誤診されていることがあります。副鼻腔気管支炎はマクロライドという種類の抗菌剤が有効です。