乳児の咳 (2) 咳がひどい乳児の多くは、発熱と哺乳障害はなく、胸の聴診で異常を認めず、鼻汁が喉の奥に貯留している所見があります。これを後鼻漏といいます。冬は乾燥と細菌で後鼻漏が粘調になるために、せき込んで嘔吐することがあります。この場合は、咳止めよりも後鼻漏を柔らかくするお薬を処方しています。