スギ花粉症に対する舌下免疫療法 (6)
スギ花粉症に対する舌下免疫療法の問題点は、のどのかゆみや口唇の腫れ、または口内炎などの副反応があることです。稀に、蕁麻疹などの全身反応が出ることもあります。スギ花粉症の人にスギアレルゲンを投与するのですから、副反応はあって当たり前です。副反応が出てしまう場合は、半量に減らす、飲み込まないで吐き出す、アレルギーを抑えるお薬を併用するなどを指導しています。とても効果の高い治療法ですので、ゆっくりでよいので、ぜひ継続してほしいと思っています。