注射は痛い (3) なぜ子どもは注射の痛みを鮮明に覚えているのか。それは乳幼児期の注射の数が多いので、繰り返し繰り返し痛みの経験と記憶が蓄積されるからかもしれません。実際に乳幼児の予防接種は、痛い注射が多いです。特に痛みが強い予防接種は、肺炎球菌ワクチンです。生後2か月の赤ちゃんに、インフルエンザ菌と肺炎球菌とB型肝炎ワクチンを接種しますが、赤ちゃんの泣き方が一番激しいのは肺炎球菌ワクチンを接種した時です。tとても痛い肺炎球菌ワクチンは1歳半までに4回接種します。