子どもの気管支喘息は治る? (3) 「乳幼児期に入院を繰り返すほどの重症な喘息」はなぜ成人期の呼吸機能低下と関連が深いのか。胎児期の肺は、胎盤があるために、さほどの役割がありません。気道と肺は出生から2年の間に環境に合わせて成長していくと考えられています。乳幼児期に、重症なウイルス感染と喘息発作を繰り返したら、正常な気道と肺の発達は望めません。