新型コロナウイルス感染 第7波 (4)
検査の結果で新型コロナウイルス感染症と判明した患者さんに、解熱剤とウイルスにより気道の分泌物が増えることを予想して去痰剤などのお薬を10日分処方しています。5歳から11歳のワクチンについて、「先生は接種したほうが良いと思いますか」と聞かれることがあります。子どものワクチンは発症予防に有効なのでしょうか。厚労省のHPによると、「オミクロン株に対しては、現時点で得られている米国での研究結果によると、ファイザー社のワクチンにおける感染予防効果は、5~11歳では2回接種後14~82日後で31%、12~15歳では2回接種後14~149日後で59%という報告があり、一定の効果が期待されています」と記載されています。