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TOP >  院長ブログ >  アレルギーの検査 呼気中一酸化窒素濃度

アレルギーの検査 呼気中一酸化窒素濃度


気管支喘息は気管支が細くなる病気です。細くなる原因は気管支で好酸球(好酸球は白血球の一つです)を主役としたアレルギー性炎症が起きているので、喀痰がたまったり、気管支の壁が厚くなったりしているからです。気道で好酸球性炎症が起きている場合は、呼気(吐き出す息)の中の一酸化窒素濃度が上昇することがわかっています。呼気中一酸化窒素濃度は、アレルギー性炎症がない場合は10-20ppbで、30ppb以上はアレルギー性炎症の存在が強く疑われます。