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花粉症と野菜・果物アレルギー (4)


花粉-食物アレルギー症候群の診断は、たとえばバラ科の果物を食べると口の中がピリピリするなどの症状に加えて、その果物に対するIgEとハンノキ花粉に対するIgEが増加していることを確認します。野菜と果物に対するIgEの増加は、血液または皮膚の検査で確認できますが、皮膚検査は血液検査より有用性が高いことが知られています。皮膚検査は、検査に用いるプリック針に野菜や果物の果汁をつけて皮膚反応をみます。皮膚検査をする際は、患者さんに疑わしい野菜と果物を持参してもらっています。