グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  院長ブログ >  赤ちゃんの湿疹5

赤ちゃんの湿疹5


正常な皮膚の表面は、きれいに整列したレンガ塀のようになっていて、内側からの水分の蒸発や外側からの細菌の侵入などを防いでいます。しかし、皮膚のバリア機能障害がある皮膚では、レンガが崩れたようになっていて、表皮の皮膚細胞と皮膚細胞の間に隙間ができるために、内側から水分が蒸発しやすくなり、外側からの汚れや細菌により皮膚炎をおこしやすくなっています。バリア機能障害を起こしている皮膚は、乾燥しやすく、炎症を起こしやすくなっています。そこに卵白成分やダニ成分が付着すると免疫反応が誘発されて、卵白やダニアレルギーになる可能性があります。このバリア機能障害は皮膚炎の治療で改善することがわかっています。